雑誌「チルチンびと」90号掲載「栃木県/S邸」
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右上/土間のダイニング。格子の建具が玄関になる。ダイニングの照明はイタリア製。家の灯りがキャンドルから電気に移り変わったのを物語るように、キャンドルを模したデザイン。右中/離れの加工場で家具の修復作業をするご主人の塩見和彦さん。「Aoyama Weekly Antique Market(http://www.thejmp.com)(毎週土曜、東京・青山にて)」を主宰している。右下/奈々江さんがこの地に移ってから始めた養蜂。蜂蜜のみならず、いずれ蜜蠟キャンドルをつくるのが夢だとか。下中央/キッチンは明治時代の古民家の梁を現しにし、フライパンなど調理道具を吊るしている。一見、イタリアの山小屋のような趣が。左下/和彦さんが製作した西洋式の鶏小屋。ニワトリはスロープで2階に上がり、卵を産む。2階部分、前面に張り出した箱の蓋を開けて、卵を取り出す。左中/カップドレッサーにはヨーロッパで集めたお気に入りの器のほか、買い付けの最中に買い求めた焼き菓子などを、キャニスターに入れている。左上/キッチンは大谷石と業務用オーブン・シンクを組み合わせた。土間のダイニングとはひと続きで、カーテンで仕切っている。上中央/ニワトリは殻が茶色い赤卵を産む、ボリスブラウンという品種。

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