雑誌「チルチンびと」80号掲載 神奈川県横須賀市・工藤邸
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43暗くなりがちな北側には、天窓を設け光を呼び込む。ソファの手前のテーブルは、「ニッティングテーブル」という、19世紀アメリカの一般家庭にあった、編み物をするときに使う台だという。梁や柱は、これから住み続けるための耐久性を考慮して、新材に塗装を施した。正面の本棚は古材の板を組み、家の寸法に合わせてつくった。照明器具やドアノブ、水栓金具に至るまで、久美子さん自ら買いつけてきた古いパーツ。

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