雑誌「チルチンびと」80号掲載「奈良県/芸家 田中茂雄さんを訪ねて」
10/10

ガレージ1F台所工房厠窯ギャラリー風呂広間蔵子ども室子ども室和室和室土置き場蔵薪置き場道路川29上:ギャラリーの下には広い浴室が。近くの高取城の石組を手がけた石工による、堂々とした石垣の壁。窓の下は飛鳥川の清流。 右:納屋の奥には、こつこつ割り溜めた薪。創作活動、竈焚き、家の改修、菜園、そして薪割りは暮らしに欠かせない大仕事だ。左の白い壁が、NPO法人日本ストローベイルハウス協会の協力を得て、ワークショップ形式で建てた中庭の工房。新旧をつないでくれる自然素材の家だ。正面がギャラリー。右手が主屋になる。農業、林業、養蚕などに携わり、後には呉服店も営んだという歴史ある古民家。家から出てきた数々の古民具、近所の古老のお話に興味が尽きない。主屋の右奥は、馬小屋や物置などそのままに残る。探検し甲斐のある間取りを、颯爽と案内してくれる茜乃介くん。gallery 其無(李渓窯)〒634-0124 奈良県高市郡明日香村栢森166・168番地0744-54-3694開廊時間 10時~17時不定休につき事前に確認を。http://pub.ne.jp/asukasonomu/※山口県美祢市「カフェギャルリとりのこ」にて、田中さんの作品展が6/18(水)〜29(日)まで行われます(23日・月曜休廊)。 0837-54-0002 http://blog.livedoor.jp/fuu77/ギャラリーの看板(左)は、農耕に牛を使っていた時の農具。床の間を備えたギャラリー(右)は、かつては接客の間だったようだ。

元のページ  ../index.html#10

このブックを見る