雑誌「チルチンびと」72号掲載「京都府/デイビス邸」
10/10

33DATA所在地:京都府家族構成:夫婦+子ども2人敷地面積:469.42㎡延床面積:175.79㎡(1階126.63㎡ 2階49.16㎡) 竣工:2001年4月(工期2000年8月~2001年4月)設計:一級建築士事務所 アトリエRYO 木下龍一(担当:近仁裕、工藤麻歩)☎075-361-4834施工:渚建設(現場監督:鈴木道広)☎072-848-8858構造形式:木造2階建て主な外部仕上げ:屋根/淡路産粘土いぶし瓦桟葺き軒天井/既存ラスモルタル下地 マジックコート吹き付け外壁/既存ラスモルタル下地補修の上マジックコートスタッコ押え主な内部仕上げ:天井/プラスターボード張りパテシゴキの上AP塗装壁/ラスボード下地 色漆喰コテ押え床/1、2階 コンパネ下地オークフローリング張り(厚12㎜+18㎜)上/改修の過程を記録したノート『古、新、東、西』と、デイビスさんが著した写真集『My Japan』。 下/左から和子さん、ジョナサンさん、長男のアンソニーさん、木下龍一さん。階段箪笥の上部に、寝室へと続く抜け穴があるのは遊び心。「まだ使ったことがないよ」と笑うデイビスさん。サロンの梁組。昔の仕口に埋木をすることもあれば、その味わいを埋めずに残すこともある。サロン2F土塀に設けた郵便受け。解体材を使ってデイビスさんがつくった。土塀は改修前の家の瓦、葺き土を使用。実は壁の中に鉄筋も入っている。1F書斎キッチンリビング・ダイニング子供室寝室玄関離れ工房サロン寝室子供室書斎既存の小屋組に、さらに古材が加わり、強い小屋組に。登り梁の仕口には、「かぶと蟻」という手法が用いられている。土塀書斎廊下階段室食品庫

元のページ  ../index.html#10

このブックを見る