2021年度「伝統木造の保存・活用」講座

2021年度「伝統木造の保存・活用」講座
NPO木の建築フォラム  

NPO木の建築フォラム主催
2021年度「伝統木造の保存・活用」講座
—伝統木造のレジリエンス[生き延びる力]を考える—

 

伝統木造建築は、環境や社会状況の変化に適応し、今日まで生き延びてきました。「レジリエンス」という言葉は、物理学の用語として端を発し、現代では心理学、経営学、組織論などにおいて、「困難な状況にもかかわらず、しなやかに適応して生き延びる力」として広く用いられるようになった考え方です。この概念は、伝統木造建築が備えている特質を端的に表すものであり、またその生かし方を考えるうえで必須のキーワードであるといえます。

本講座はこの特質を、伝統木造のレジリエンスと呼ぶことで、伝統木造構法の柔軟性あるいはその限界を見定め、あるいは伝統家屋の日本らしさとはどこにあるのか、またその住環境をどうとらえるか、といった多角的な視野から問題を提起し、その「生き延びる力」を検証します。今年度はオムニバス形式で4回の講義を行います。(コーディネーター:堀江 亨(日本大学))

初回は10月16日(土)14:00〜16:00、新潟大学の黒野弘靖准教授を講師に迎え、町家の空間構成に関するフィールドワークをもとに、木造軸組による空間の変容とその融通性、小屋組との関係性などを解説予定です。参加ご希望の方は、下記の専用フォームよりお申し込みください。

 

申込フォーム:https://forms.gle/TDawySpkxdUkLAsZ7
お問い合わせ先:NPO 木の建築フォラム事務局
Email:office@forum.or.jp
Tel:03-5840-6405

 

※詳しくはPDFをダウンロードまたはHPをご覧ください。

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